開催報告 お父さんの子育て支援国際フォーラムin静岡
お父さんは、地球でいちばん素敵な仕事
(全国社会福祉協議会 都道府県・指定都市 地域協働わくわく子育てフォーラム助成事業)
さる2月12日、埼玉県のNPO法人新座子育てネットワークの御協力を得て、カナダ政府の父親支援プロジェクトのキーパーソン、ティム・パケットさんをお招きし、標記フォーラムを開催しました。
当日は、社協職員、民生委員・児童委員、保育所職員など、県内から約120名もの参加者が集まり父親の子育て支援について考えました。
まず、新座子育てネットワーク代表理事の坂本純子さんより「日本の父親たちの現状とお父さん応援プロジェクト」、ティム・パケットさんより「父親の子育てとワーク・ライフ・バランス カナダそして世界の取組」と題して講義をしていただきました。続いて、「静岡県の子育てパパを応援しよう」と題しまして鼎談を行い、子育て支援活動を実践している皆さんからお父さんの子育てを支援するための活発な発言がありました。
プログラム
- レクチャー1「日本の父親たちの現状とお父さん応援プロジェクト」
- 講師 坂本純子氏 (NPO法人新座子育てネットワーク代表理事)
- レクチャー2「父親の子育てとワーク・ライフ・バランス カナダそして世界の取組」
- 講師 ティム・パケット氏(カナダ政府父親支援プロジェクト責任者)
- 鼎談 「静岡県の子育てパパを応援しよう」
- ファシリテーター 坂本純子氏(NPO法人新座子育てネットワーク代表理事) 鼎談者
- ティム・パケット氏(カナダ政府父親支援プロジェクト責任者)
- 原田博子氏(NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ理事長)
- 古川健一氏(FSN認定ファシリテーター)
※Father's Supporters Network JAPAN=日本の父親支援を推進する専門家集団
講演・鼎談での主な発言
- お父さんの子育て支援に必要なのは、まず、お父さんの居場所をつくる(提供する)こと、そして母親のフィルターを通してだけではなく直接お父さんに会い話を聞くことが大事(坂本氏)
- 子どもに対するお父さんの役割は、生活に必要なものの提供者、人間的な交換ややりとりをするものとしての父親、世話をするものとしての父親、愛情を与えるものとしての父親、責任を持つものとしての父親、元気を出させるものとしての父親の6つがあり、このバランスをとることが大事であるということ(パケット氏)
- お父さんの子育てへの障害となるものとして、父親の役割ロールモデルがない、職場環境(長時間労働など)のほかに"妻"があげられ、妻の障害とは、妻は夫の行動に口を出したり、指図したりとついついしてしまう。そこを一歩下がって夫にさせてみる、やってもらってみるということが必要(パケット氏)
- 子育て支援というと大人の負担感をどちら(父、母)にするかという話題になりやすいが、一番大事なことは、誰のためでもなく子どもの健全な育成のために行うということを忘れないでほしい、子育てに関わっていくことに遅すぎるということは絶対にないこと(坂本氏)


