事例6:みんなの居場所「楽多クラブ」

子どもから高齢者のみんなが気軽に楽しめる居場所をめざして

活動データ

  • 実施回数(頻度):毎週水曜日(週1回)年間45回
  • 利用者数:500名
  • 取組に関わる人員:4〜5名
  • ボランティア人数:24名
  • 取組に係る経費:事務費(写真代他)、お茶、珈琲、お菓子など

担当者コメント

磐田市ボランティアグループ「チ ー ム団魂」
地域の人たちや園児とのふれあいができホットな気持ちで居場所を楽しんでいます。保育園での居場所活動は、園庭で歓声をあげて遊ぶ子どもの様子を見ることができ自分たちも活力をもらっています。(牧野明美、後藤きよみ、永島昇子)

取り組みに至った背景や経緯、準備期間等

立ち上げのきっかけは、磐田市のボランティアグループ「チーム団塊」が居場所を作りたいという願いを三年前から持ち続け、料理教室研究、居場所の見学、実施できる場所探しをしてきた。時期を同じくして、ふたば会の理事長も「居場所づくり実践者研修会」に参加し、居場所づくりの想いを磐田市社協に相談してきた。そして平成28年7月6日念願の居場所を開設することができた。チーム団塊のメンバー24名は、運営のあり方について準備を進めた。

居場所開設日は、毎週水曜日の午後1時半から3時半までの時間、子どもから高齢者まで、だれもが気軽に楽しめる場所とした。実施する場所は、ふたば会の部屋を借り、子どもとの交流を考えた。居場所の名前は、楽しいことがた<さんあることを願い「楽多(らくだ)クラブ」と名づけた。地域への呼びかけは、チラシ、のぼり旗を用意した。

取組内容

居場所の活動には、1回4〜5名の当番がその日の運営にあたっている。コーヒーセット150円、お茶セット100円で利用者に提供し、ゆったりとくつろげるよう音楽を流し環境づくりに努めている。

月に2回はイベントを企画し、月の1週は歌と笑いヨガ、3週は折り紙教室を開催している。それを目当てに参加してくださる方も増えている。快く講師を引き受けてくださる方がいるから出来る活動もある。

楽多クラブが保育園の行事と重なるときは、一緒に仲間に入り、活動できるのも楽しみの一つである。避難訓練では、子どもの手を引いたり、乳母車を押したりして避難に参加した。また餅つき大会では、餅の手返しを手伝ったり 子どもと餅を丸めて楽しんだ。イベントがないときは、クイズやゲームを持ち寄ったり、人生ドラマを語り合い、涙したりと担当者の居場所ともなっている。

取組の成果や課題

保育園での居場所開設の唯一の特色は、子どもとの交流ができることである。子どもがいる環境で、活力をもらい、笑みにふれる機会が多いことは居場所のよさである。次に、 保育園では一時預かりを平成12年より実施している関係で、子連れのお母さんが立ち寄っていったり、地域の方々も来て様子を見たりして利用する機会となっている。

課題として、居場所の存在を十分周知していないため、今後自治会の交流センターなどにチラシを配布していきたい。また、地域の人材を活用し計画的にイベントを企画していきたい。保育園児との交流は、月の計画に取り入れ保育士と打ち合わせし実践していく予定でいる。

理事長コメント

社会福祉法が改正され、社会福祉法人にとって地域における公益的な取組は責務となっています。今後、少子高齢化を迎えるなか、地域において人間関係、コミュニケーションを大切に考えていきたいです 。これからの法人は、保育園の事業運営にとどまらず、制度外の現状の福祉課題に目を向けて、積極的に地域公益活動を実践していきたいと思います。(松下洋子 理事長)

団体詳細

法人名 社会福祉法人ふたば会
本部所在地 静岡県磐田市西貝塚3037番地
法人理念 「地域に見守られ、ふれあい、愛されることで育つふたば会」
認可年月日 昭和52年3月31日
経営施設種別 第2種社会福祉事業
事業内容 乳幼児保育:0歳児産休明け〜5歳児
職員数(パート含) 60名
年間収益(法人全体) 276百万円
掲載以外に実施している公益的な取組 一時預かり事業、企業委託型保育事業「ベアキッズらんど」
連絡先 担当者 松下洋子
TEL 0538-32-3975
FAX 0538-32-7510
Email f-nisikai.h@herb.ocn.ne.jp
URL http://futabakai.ed.jp/