「夢みらい応援資金」贈呈式を実施しました
児童養護施設等で育った303名の学びと未来を支える御寄附に感謝
静岡県社会福祉協議会は、令和7年度 赤い羽根課題解決プロジェクト募金による児童養護施設等退所児童への就学等支援事業として、令和8年8月19日、静岡県総合社会福祉会館シズウエルにおいて「夢みらい応援資金」贈呈式を実施しました。多くの皆様から寄せられた御寄附とあたたかな応援メッセージに、心から感謝申し上げます。
本事業は、児童養護施設等への入所措置や里親委託の解除後、自立した生活を送りながら大学等で学ぶ学生や、施設・里親家庭で暮らす中学生・高校生等を対象に、学びの継続を支えることを目的として実施しているものです。
寄付を通じて経済的な支援を行うだけでなく、「応援している人がたくさんいる」というメッセージを届けることも大切な目的の一つです。
令和8年1月から3月までの募金では、静岡県共同募金会の「赤い羽根課題解決プロジェクト募金」の仕組みを活用し、8,742,024円の御寄附が寄せられました。前年度の約2.1倍となる大きな御支援をいただき、本事業を支える力となりました。
この御寄附をもとに、本年度は関係機関と連携しながら、303名の学生等に応援資金をお届けしました。あわせて、給付の対象を中学1・2年生、高校を中退した方、大学院で学ぶ方まで広げ、一人あたりの金額も引き上げています。
・措置解除後、大学等に進学し自立生活をしている方 30万円
・措置延長で大学等に進学中の方、自立支援事業対象者ほか 6万5千円
・施設・里親家庭等で暮らす中学生・高校生 1万円
また、御要望を踏まえて給付の時期を前年度より早め、部活動や進学に向けた準備など、学生が必要とする時期に資金を届けられるようにしました。
贈呈式では、応援資金を受け取った学生2名があいさつをしてくれました。
「幼いころは児童養護施設で、中学からは里親家庭で育ちました。高校で気持ちが沈み、生い立ちのせいにしそうになった時期もありましたが、里親が支え続けてくれ、希望していた国立大学に進学することができました。これからは学んだことを社会のために生かしたいです。」
「施設の職員に支えられた経験から、大学で心理学を学んでいます。将来は子どもに関わる仕事に就きたいと思っています。」
自らの経験を率直に語る姿に、会場では涙を流す参加者もいました。
贈呈式には静岡県社会福祉協議会、静岡県児童養護施設協議会、静岡県里親連合会、静岡県、静岡県共同募金会などの関係者が出席し、寄付者の皆さまの想いを必要とする学生たちへ確かに届けていくことを改めて確認する機会となりました。
静岡県社会福祉協議会では、今後も関係機関と連携し、児童養護施設等で育った若者が安心して学び、自らの夢や未来に向かって歩んでいけるよう支援を続けてまいります。御寄附をお寄せくださった皆さま、募金活動を応援してくださった皆さまに、改めて深く御礼申しあげます。
本事業は、静岡県共同募金会の「“赤い羽根”課題解決プロジェクト募金~使いみちを選べる募金~」の仕組みを活用し、皆様からいただいた御寄付により運営されております。
お問い合わせ 福祉企画部経営支援課 054-254-5231








